しろう農園の持続可能な開発目標

1.すべての人々の生活に健康と美容と癒しを届ける

 

 

 

2.農家の生活安定と雇用創出

 

 

 

3.環境を守りながら沖縄の貧困、世界の貧困を減らす


1.すべての方へ商品を通じて”健康と美容を届ける”


2.農家の皆さんへ”生活の安定と雇用創出”


3.環境を守りながら、沖縄の貧困、世界の貧困を減らしていく


アロエとヤギの持続可能な開発目標全容

無農薬栽培のアロエを育てるために、沖縄の家には昔から身近な動物である、ヤギに除草の手伝いをしてもらっていたところ、フンを堆肥にして、自然と循環農業ができていました。

 

南の島の広大なアロエ畑にヤギが放牧される姿を観に、たくさんの地元の方、観光の方が訪れていただけるようになりました。

当時は畑の柵も弱々しく、観に来ていただく方がもしケガをしても大変ですし、逆に観に来てくれる方は、悪気はないもののヤギに与えてはいけないエサ(例えばヤギは紙を食べると思っていて、紙をあげてしまうがこれは絶対ダメ)を与えてしまったり、お互いにとって問題を抱えていました。

 

であればいっそのこと、観に来てくれる方、ヤギにとっても安全に楽しくふれあっていただきたいと、ふれあい観光牧場を2018年9月にオープンしました。

せっかくなので、なぜアロエ畑にヤギなのか、宮古島はアロエの栽培に適していて、体にも良く、産地で加工品の生産も行っているので、商品の販売やカフェでアロエも楽しんでもらいたいと、パーラーも併設することにしました。

 

アロエは冬に花が咲きます。そして無農薬のアロエ畑は一面、ビデンスピローサ(しろばなせんだんぐさ、むつうさ)という小さな白い花でいっぱいになり、きっといい蜜がとれるであろうと、2019年から養蜂を開始しました。

 

ヤギはこれからミルクの生産にも着手していきたいと考えており、ここでヤギミルクを使ったヨーグルトにアロエを入れた、アロエヨーグルトに自家製のハチミツを食べていただきたいと考えています。

 

アロエとヤギの6次化商品づくりを目指し、琉球大学産学共同研究を2018年から開始し、品質向上や安定した生産体制の確立、付加価値の高い商品開発を目指していきます。

 

沖縄の所得は低く、さらに農家は低い水準と言われており、貧困も大きな社会問題となっています。

ひとつの農家でアロエだけを栽培しているのでは、生活を支えるだけの十分な収入を確保することは困難ですが、ヤギの事業、養蜂事業、観光事業も可能であり、付加価値の高い商品を作っていくことで、その収入は安定したものへと変わっていくと考えています。

また農業も効率化IoT化などを検討しており、作業負荷の軽減を目指していきます。

そうすれば、農業をやってみたいという方も増えるのではないかと期待し、そのための支援もしていきたいと思います。

 

このアロエとヤギの循環農業は海外を含めた他の地域での転用も可能であると考えており、ゆくゆくは世界の貧困解決の一助となれればと考えています。

 



アロエ事業

日本最大のアロエベラ栽培面積

有機JAS認定

沖縄だからできる露地栽培

ヤギ事業

アロエ畑の雑草管理スタッフ

ヤギミルクの生産を計画

養蜂事業

アロエ畑に養蜂箱を設置し、蜂蜜の生産、販売を開始


農作業受託事業

サトウキビ刈り取り代行(ハーベスター)を始め、高齢化などによる農家のための農作業受託

観光事業

2018年ヤギふれあい牧場を開園

様々な体験や、アロエの加工品、蜂蜜などのお土産の販売、カフェ併設

教育事業

農業従事者への支援、インターン受け入れ、保育園、学校への支援、若年者から高齢者までの就業支援などを計画